猿とその他によるブログ。 将来見返してニヤニヤする用です。つまり日記

2018/05/06

【動く美術館】ロールス・ロイスにみる完璧主義

ごきげんよう、ネオニート代表えんどうくんです。

昨年、ロールス・ロイスのフラッグシップサルーン「ファントム」がモデルチェンジされました。その価格は5460万円からとなっており大変リーズナブルです。

さて今回は、妥協を許さない、完璧主義な車作りを追求する世界最高峰のイギリス自動車メーカー「ロールス・ロイス」の魅力に迫りたいと思います。
ロールス・ロイスといえば超高級車ですが、自動車に疎い人に『高級車といえば?』という質問をして帰ってくるのは大抵『ベンツ』でしょう。しかし上には上がいるのです。ベンツのさらにはるか上を行く、自動車カーストの頂点に君臨しているのがロールス・ロイスです。バーチャルユーチューバーでいうところのキズナアイでしょうか。




王者の風格、堂々たる"エクステリア"

新型ファントムのフロントマスク
エクステリア、つまり外観です。そこには成功者に相応しい堂々たるルックスがあります。
存在感のある角ばったフロントマスク。パルテノン神殿がモチーフのフロントグリル。
一目見ればロールス・ロイスであると分かるその風貌からは、「完璧」を追及した車だけが放つ威厳さえ感じます。
他のメーカーにはない、唯一無二の魅力といえます。


圧倒的な"静粛性"

V型12気筒エンジン
「シャドウ」「ゴースト」「レイス」「ファントム」これらは全て『幽霊のように静かで、高い耐久性を持つ永遠の車』から名付けられたものです。
ロードノイズや軋み、車体剛性の歪みなどを徹底的に無くし、車内での静けさはもちろん、V型12気筒エンジンを搭載することにより、車外でもほとんどエンジン音は聞こえません。
世界一とも言われるその揺れの少なさは、エンジンが動き出したとき、ボンネットの上に立てたコインが倒れなかったという逸話まであるほど。
まるで都会の喧騒は忘れ、森の中で休んでいるかのようです。


雲の上を走っているかのような"乗り心地"

洗練された室内空間
「『魔法の絨毯』のような乗り心地」はロールス・ロイスの代名詞。
最新ファントムのフットワークは、エアスプリングと連続可変ダンパーを、カメラが前方の凹凸を検知することによりサスペンションを電子制御するセミアクティブサスペンションを搭載。
さらにGPS衛星と連携し、車の動きを予測してトランスミッションが自動でギアポジションを決める「SAT(サテライト・エイディッド・トランスミッション)」を搭載。
地図情報とドライバーの傾向から先を予測しギアチェンジを行うことにより、コーナーなどの減速ポイントではシフトダウンを行い、より自然かつシームレスな乗り心地を実現するのです。コーナーでは減速する一方、直線では高いギアを維持するようになっています。
乗り心地が良すぎて眠ってしまいそうですね。本当にファントムにならぬようご注意...。



以上が基本的なロールス・ロイスの魅力です。以下ではロールス・ロイスに関する豆知識などをご紹介。

ドアは観音開き


コーチドアの呼ばれる開き方。後席に乗っている方、特にドレスを着た女性が美しい振る舞いで乗り降りができるよう配慮されているのです。この手の車はドアマンかショーファー(運転手)がドアの開け閉めをやってくれるだろうが、中からボタンひとつで閉めることもできます。


ドアには隠し傘


別に隠しているわけではないだろうが、ドア部分に隠れている。1本約10万円だそうです。これが左右に2つある。雨が多いと言われるイギリスで突然の雨でも濡れないよう、というおもてなし。でもイギリス人は傘をささないのでは...?


ホイールのロールス・ロイス マークは回らない

突然ですが、しみけん登場。分かりやすかったので。


顧客の望むインテリアをデザインしてくれる

http://rolls-roycemotorcars-balcom.com/rolls-royce/403/
日本にインスパイアされたファントム
「それが存在しないときは、それをデザインしよう。」
オーナーと綿密に打ち合わせをし、インスピレーションを形にする。最高の職人による最高の車づくりにオーナーのビションを加えることができるのです。そのひきかえに価格は一気に跳ね上がる。
詳しくはレスポンスのインタビュー記事をどうぞ。



さて、いかがだったでしょうか。世界最高の車を作るのは、紳士の国イギリスでした。
今日もまた、世界中の佳麗な道を、世界中の成功者を乗せて走っていることでしょう。

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